卒後、入職した病院でも急性期病棟に勤務しており、急性期看護を深めたいと思い、当院に入職しました。当院では、急性期から回復期、療養期、訪問医療まで幅広く実施しているので、急性期看護のみでなく、様々な部分にチャレンジできる環境です。
小さいお子さんがいる人でも、院内保育園も完備しており保育士さんもとても優しい方ばかりで、安心して働ける環境も当院の魅力でした。私も子供を院内保育園に預けて仕事に励んでいます。
私の勤務している急性期病棟では主に内科、外科、整形外科の患者様がいらっしゃいます。内科的治療を受けている方は治療の効果はすぐには分からないことも多いですが、日々のかかわりの中で小さな変化に気づき、患者さんと喜びを共有しています。外科的治療では、手術を受ける患者さんが多く、術前からの関わりを大切にして、術後の看護を通して、一歩ずつ回復していくのを近くで感じて嬉しくなります。もちろん良いことばかりではありません。その際は患者さんのそばに寄り添い、チームでカンファレンスを開いて一人一人の患者さんにあった関わりを行うようにしています。
私は急性期病棟で勤務していますが、主に内科、外科、整形外科の患者さんがいらっしゃいます。その一人ひとり患者さんの症状は異なります。個別性に沿った看護の展開、薬の知識など様々なスキルを身に着け、経験を積んでいます。また、当院は新しい分野にチャレンジしたいという志向を応援してくれる環境ですので、未経験の分野を経験してみたいと思っている方に看護師としての幅広いキャリアを積むことができます。
入職して徐々に仕事に慣れ、リーダーを任せられるようになりました。チーム全体の患者さんの把握を行い、医師や他スタッフ、多職種との連携の中心に立ち、一人一人の個別性に沿った看護の提供を行っています。私はリーダー業務を通して全体を見渡せる力を身に着けることができました。また疾患についてもさらなる知識をつけることができました。今後も新しい分野への調整を行い、さらなる経験を積むこととリーダーとして成長することができるよう日々努力していきたいと思います。
入職から一か月は先輩がマンツーマンで指導してくださり、分からないこと、初めての経験することをすぐに確認でき、日々知識や処置の方法を学べました。また、担当の先輩だけでなく、看護部長や師長をはじめ、他のスタッフなど病棟全体で新人を教育する体制があり、私はすぐに仕事に慣れることができました。ですから、未経験の分野でも、挑戦してみたいという意欲がある方でしたら、たくさんのことを学べると思います。
地域医療とは、患者さまお一人おひとりの病後の人生とかかわっていくことです。入院時には、退院後のその方のライフスタイルを考えた治療・看護方針に沿って看護を行いますし、また、当院が訪問診療を行っているのは、退院後も引き続き患者さまに医療サービスを提供できる環境を創るためです。そのような意味で、患者さまのライフスタイルに沿って、その方の病後の人生をイメージしながら看護ができる方が当院で活躍しています。患者さまには、医師に対してはなかなか率直に思ったことをいえない方が多いです。その患者さまが「言いにくいこと」や「お知りになりたいこと」などを話していただけるような雰囲気作りができるとよいですね。医師の言葉を噛み砕き、患者さまご本人やご家族にお伝えするのも私たちの役目。看護師は患者さまの第一の代弁者です。
専門分野での経験を活かすことはもちろん可能ですが、未経験分野にも意欲的にチャレンジできる方、経験の有無にかかわらず、地域医療に取り組みたいという志向をお持ちの方を歓迎します。患者さまお一人おひとりの病後の生活を考えて看護をするという当院の基本姿勢は、科の違いはあれ、共通のもの。部門間で連携し、チーム医療に取り組んでいます。
核家族化が進むなか、患者さまは独居の方やお子さんのいらっしゃらない世帯で、どちらかが倒れたら共倒れになってしまうような患者さまもいらっしゃいます。当院では、そのような患者さまが退院されるまでに、院内だけではなく、地域福祉関連のソーシャルワーカーやケアマネージャーの方との連携を取り、退院後の見通しをセットアップしています。特に回復期リハビリ病棟の患者さまの場合は入院日数が限られていますので、迅速な対応や決断が必要になります。
また、活気のある看護師の存在は患者さまのお気持ちを明るくするもの。患者さまに笑顔を与えられるような元気のよい方は大歓迎です。