病める人々とそのご家族に共感を持って接し、個人を尊重し疾病予防・医療・福祉における質の向上に努めます。
皆様に満足の得られる質の高い医療を
【 理事長就任のご挨拶 】
2019年4月より経営企画部 部長として病院運営業務に携わってまいりましたが、2023年7月の前理事長逝去に伴い、この度理事長に就任することとなりました。
当院は1967年に祖父「中西 良孝」が「町谷原クリニック」を開設したことに端を発しています。
その後、父「中西 泉」が副院長として着任し、その後法人化を経て現在の立地に当院を移転し今に至りますが、地域のたくさんの患者様から信頼いただく病院となったのは、ひとえに先代理事長が適切な医療を行うべく経営者として、そして現役の外科医として他界する直前まで、地域貢献を胸に仁道に尽くしていたからだと感じております。
一方で昨今の日本は超高齢化と人口減という課題に直面しております。
働き手が減る一方、高齢化による看護・介護の重要性は反比例の関係にあり、地域差のない課題として、日々の中でひしひしと感じている次第です。
そのような背景もあり、当院としては先代が築き上げた地域の皆様からの信頼を大切に、さらなる地域密着型の病院として患者様のニーズに的確に対応できる病院として成長していきたいと考えております。
先代理事長のエネルギッシュさを参考にしつつ、また先代理事長が生前言葉にしていた「人は変わっても組織は生き続ける」という言葉を大事に、職員一同取り組んでまいりたいと思います。
医療法人社団 慶泉会
理事長 中西 聡一郎
あゆみよる人にはやすらぎを、去りゆく人にはしあわせを
これはドイツのある町の入り口の城門に掲げられている言葉です。町田慶泉病院・医療法人社団慶泉会に携わるすべての人が、悩める患者さんとその家族の方々に接する心の拠り所として常に心掛けてもらいたくこの言葉を選びました。
健康を損なうことは辛いことですが、その中にあっても希望を持って選ばれる医療人と組織であるよう向上心を持って日々努めます。
患者様にとって快適な医療空間を提供
作:染色作家、佐藤章
患者様にとって快適な療養空間を提供したいと職員一同が願い、病院内にはいくつかの絵を置いています。この絵はそのシンボルとして玄関に掲げているものです。