診療技術部臨床検査科は臨床検査技師5名で構成されています。臨床検査は、患者様から採取した血液や尿などを調べる「検体検査」と心電図や超音波検査など患者様に直接接して調べる「生理機能検査」の2つに大きく分かれます。当院では血液学的検査、生化学的検査、免疫血清学的検査、一般検査、輸血関連検査、生理学的検査を行っています。
12誘導心電図、負荷心電図(マスター)、ホルター心電図、自動記録血圧(24時間血圧測定)、スパイロメトリー(肺気量分画測定、フローボリュームカーブ測定)、脳波、オージオメトリー、超音波検査(上腹部、下腹部、心臓、頚動脈、下肢動静脈、上肢動静脈、甲状腺、副甲状腺、乳腺、腎動脈、腎静脈)、血圧脈波(ABI/PWV)、睡眠時無呼吸症候群検査、一酸化炭素濃度測定
これらの検査を、5名の技師が協力し合い、迅速かつ正確な検査結果報告が担当医師へ届くよう日々研鑽しています。上記の様に院内で行う検査の他に検体検査は専門の検査センターへ外注している検査もあります。それらの検体を適切な形で提出し、かつ返ってきた結果報告書を確実に確認し、医師へ緊急に知らせるべき事例か否かを丁寧に技師2名の目で確認しています。
臨床検査技師は、常に新しい知識の吸収とスキルアップが要求されます。私たちは月一度のミーテイングと自身の学習等についての発表を行っています。私たちの努力は迅速かつ正確な診断や治療効果の判断へとつながり、更には医療の質を高めることとなっていくのです。