下肢静脈瘤治療は、最近では、レーザーを用いて短時間に大伏在静脈をふさいでしまう方法が開発され、欧米では主流になりつつあります。
痛みが少なく、治療後そのまま帰宅できるなど優れた点がありますが、保険診療としては認められていないため、これまでは自費診療とならざるをえませんでした。しかし2011 年に980nmレーザーでの健康保険適用が認められたことによりレーザー治療方法を選択できるようになりました。
2014年には従来、自費診療で用いられていた高性能レーザー(クールタッチレーザー)と同等で、痛みの少ない1470nmレーザーが保険適用となりました。当院でも2015年に保険適用のレーザー治療装置(1470nm)を導入しております。